【第8戦もてぎ】サーキットガイド

第8戦モビリティリゾートもてぎ：サーキットガイド

観戦メモ：モビリティリゾートもてぎ

　今年は通常通り、シーズンの最終戦として行われる第8戦、開催サーキットは「モビリティリゾートもてぎ」。1997年8月にロードコースと当時はアメリカンスタイルのオーバルコース（現在は閉鎖）の2つのコースを持つ「ツインリンクもてぎ」として開業（2022年に現在の名称に変更）。
　ロードコースのレイアウトは、ほぼ平行に並ぶ3本のストレートを繋いだインフィールド区間（オーバルの内側）と、小高いスタンドや土手からテクニカルな中高速コーナーと最高速が記録されるダウンヒルストレートが観戦できる外側区間とに分かれている。
　観戦しやすさでは、定番のグランドスタンドやオーバルコースに臨時に設置されたストレートに近いビクトリースタンド（共に前売り指定席）が大型ビジョンも望めて一番だろう。他にも、乗ってきた車から観戦できるコースサイドのキャンプステイ観戦エリア（台数限定の前売り駐車券必要）や、仲間のグループだけで使用できるテラス席（グループ指定エリア）などもある。通常のパドックエリア券やVIP用の専用席・ラウンジとはひと味違う観戦スタイルが楽しめる観戦席が多種存在している。そして応援グッズも付いたファンシート（メーカー応援席）も人気の限定席なので、希望する方はお急ぎを。このような指定席・特別駐車券の情報は、もてぎの公式サイトやチケット販売サイトの席概要や、ファンの観戦ブログなども参考にして毎年異なった席を選んで観戦するのも楽しいだろう。
　そしてもてぎは「モビリティリゾート」の名の通り、サーキット以外にもキャンプ場やアスレチック施設、Hondaのミュージアム、ホテルなどある複合施設だ。SUPER GTの観戦ついでに、これらの施設をぜひ訪れてみては。クルマでのアクセスは、常磐自動車道なら水戸北スマートICから、東北自動車道は栃木都賀ジャンクション経由で北関東自動車道の真岡ICからが便利。また土日の朝にはJR宇都宮駅とJR水戸駅からのバスも運行している。運行時間や運賃等はもてぎの公式サイト等で確認して欲しい。

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サーキット・データ：モビリティリゾートもてぎ

コースデータ
コース全長	4,801m
コース幅	12〜15m
高低差	30.4m
コースレコード
GT500
1’35.194	牧野任祐／No.100 STANLEY NSX-GT	2022年第8戦予選Q2（11月5日）
GT300
1’44.798	木村偉織／No.55 ARTA NSX GT3	2022年第8戦予選Q2（11月5日）
2024年優勝
GT500	No.36 au TOM’S GR Supra	坪井翔／山下健太
GT300	No.88 VENTENY Lamborghini GT3	小暮卓史／元嶋佑弥
2024年ポールポジション（タイムは2選手の合算）
GT500	伊沢拓也／大草りき／No.64 Modulo CIVIC TYPE R-GT	3’37.911
GT300	小高一斗／No.31 apr LC500h GT	1’57.322　※雨天のため、合算ではなくQ2のタイム。

モビリティリゾートもてぎ大会シリーズ全30戦のデータ（シリーズ戦のみ）

優勝回数
最多勝ドライバー（今大会参戦選手のみ）	GT500：松田次生（4勝）
最多勝ドライバー（今大会参戦選手のみ）	GT300：平中克幸、蒲生尚弥（3勝）
GT500 メーカー別	ホンダ：15勝（NSX：15勝）
	トヨタ／レクサス：9勝（スープラ：3勝、LC500：1勝、RC F：2勝、SC430：3勝）
	日産：6勝（GT-R：6勝）
GT300 最多勝車種（今大会参戦車両のみ）	ポルシェ GT3R（4勝）
ポールポジション回数
最多ポールポジションドライバー（今季参戦ドライバーのみ）	GT500：伊沢拓也（2回）
最多ポールポジションドライバー（今季参戦ドライバーのみ）	GT300：谷口信輝（2回）
GT500 メーカー別	ホンダ：13回（CIVIC：1回、NSX：11回、HSV-010 GT：1回）
	トヨタ／レクサス：11回（スープラ：5回、LC500：1回、RC F：3回、SC430：2回）
	日産：5回（フェアレディＺ：1回、GT-R：4回）
	海外メーカー：1回（マクラーレンF1GTR：1回）
GT300 最多ポールポジション車種（今大会参戦車両のみ）	ポルシェ GT3R、ニッサンフェアレディZ（3回）