SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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【OAM Part 2】大阪オートメッセでSUPER GT 2025スペシャルステージが開かれる!坂東代表が今シーズンの予選方式を発表。8日、9日もGTドライバーと坂東代表が登場!!

 

 

 2月7日(金)に西日本最大のカスタマイズカーイベントである「大阪オートメッセ2025」が、大阪市住之江区南港北のインテックス大阪で開幕した。
 例年、SUPER GT関連の展示が盛りだくさんなので、今年の大阪オートメッセはいくつかのパートに分けてレポートしていく。大阪オートメッセ2025の開場時間や入場料、会場アクセスなどは、下記の大阪オートメッセ公式サイトを、会場で販売・展開されるSUPER GTグッズやファンクラブ関連に関しては下記に情報サイトをご覧いただきたい。
→ 大阪オートメッセ公式サイト
→ 大阪オートメッセ2025 SUPER GT出展情報 (SUPER GTスクエア)

 

 Part2ではインテックスプラザのメインステージと広場で行われたSUPER GTスペシャルイベントを紹介しよう。

 

■スペシャルステージでのトークショーは必見!

 この日は午前11時15分からメインステージにおいて、「SUPER GT 2025スペシャルステージ」を開催。2025年版のプロモーションビデオが流れ、ステージにSUPER GTのオフィシャルアナウンサーのピエール北川さんと結城みいさんがMCとして登壇した。続いて、このトークショーに”なくてはならない存在”であるGTAの坂東正明代表がステージに姿を見せると、待ちわびたファンから拍手が沸き起こった。

 早速、今シーズンの規則改定に言及した坂東代表。昨シーズン導入した予選でのA、Bドライバー合算タイム方式を、従来のもの(2023年までのノックアウト方式)に改めると”宣言”。当然のことながら、誰もが初めて耳にするオドロキの発言となった。

 

 

 そこへ坪井翔選手と山下健太選手(共にTGR TEAM au TOM’S)、塚越広大選手(Astemo REAL RACING)の3選手がゲストとして登場。2024シーズンチャンピオンの坪井、山下両選手が、「昨年は一番強いレースをしてチャンピオンを獲ることができた」(坪井)、「ランキング1位を維持するのが難しいSUPER GTで、最後までそれができたのはチームとしても強かったんだと思う」(山下)と話す傍らで、塚越選手は「シビックのデビューイヤーでチャンピオンを獲ることが目標だったが、36号車が強かった」とシーズンを振り返った。

 その後、再び予選方式の変更に話が戻り、GT500のQ2進出台数は8台から10台に、GT300のQ2進出台数は16台から18台に増やされる事が明らかにされる。さらに坂東代表が「(合算方式をやめるのは)36号車が速かったから」と会場の笑いを誘うコメントを発すると、それに対して「(予選方式を)変えなくていいですよ!」と坪井選手がさっそく”応戦”。山下選手は客席に「合算タイムがいい人?」と問うたが、残念ながら挙手はまばら。それを見た山下選手は苦笑いした。「(予選方式は)シンプルなほうがいいのでは?」と塚越選手がさりげなくフォローしていた。

 

 

 その塚越選手は、今シーズンGT300クラスからステップアップを果たした小出峻選手とコンビを組むことになるが、「僕らはセパンでのテストに行っておらず、来週から走り始める。楽しみにしている」と新コンビでのシーズンに向けて大きな期待を寄せていた。

 ステージでは、坂東代表がレースフォーマットにも言及。「これから距離を決めようかな」「第4戦富士大会は土曜も日曜もレースかな?」などと”意味深”なコメントが飛び出し、MCのふたりを慌てさせる一場面も。また、レースウィークの持ち込みタイヤセット数にも触れ、未勝利のタイヤメーカーのタイヤを使うチームには1セット増やす方向であるとしたが、いずれも詳細については今後の正式な発表を楽しみにお待ちいただきたい。

 

 

 なお、トークショーには開幕戦の舞台となる岡山国際サーキットのイメージガール「PaRet」の3名も登壇。シーズン初戦のプロモーションを行ない、ステージをいっそう盛り上げた。

 

 

 ステージの最後には、坂東代表が「サーキットに足を運んでくださるお客さんの目線でレースを展開していきたい。多くの皆さんにとって”憧れ”の存在となっていきたいので、ぜひサーキットにお越しください」と締めくくると、会場からは多くの拍手が贈られた。

 このスペシャルステージは期間中の各日行なわれ、坂東代表と塚越選手が引き続き登場する。明日、8日(土)は2024シーズンGT300クラスチャンピオンの小暮卓史選手と元嶋佑弥選手(共にJLOC)が、そして最終日の9日(日)には野尻智紀選手(ARTA)、高星明誠選手(NISMO)がともに登壇する予定だ。
 ライブでのトークショーなので、ファンからの声援に押されて”サプライズ”コメントが飛び出すかもしれない。

 

 

■空気が震える!? 迫力のSUPER GT PIT WORK

 午後に入って来場者が増えるなか、インテックスプラザでは、GT500クラス車両のNo.17 Astemo CIVIC TYPE R-GTによるエンジン始動・タイヤ交換デモンストレーションが実施された。
 昨年、同会場で4年ぶりにエンジン始動が復活したが、今年はさらにバージョンアップ! サーキットで活躍するAstemo REAL RACINGのメカニックたちがタイヤ交換のデモンストレーションを行なった。

 

 

 目の前でのAstemo CIVIC TYPE R-GTによるエンジン始動、さらにはタイヤ交換が見られるとあって、午後0時25分からの開始を前に、早くから陣取るファンの姿も見られた。今シーズンも17号車をドライブする塚越選手をゲストに迎え、MCのピエール北川さん、結城みいさんとともに楽しくおしゃべりのあとには、いよいよエンジンが始動! レーシングマシンが奏でるエンジンサウンドの迫力に驚く人、笑顔になる人……それぞれが至極の時間を存分に楽しんでいた。

 

 

 また2回行なわれたタイヤ交換では、タイムアップに成功! SUPER GTのメカニックによる鮮やかなタイヤ交換に、皆感心しきりだった。

 

 

 SUPER GT PIT WORKは、8日(土)、9日(日)にも実施予定。午前10時10分からと午後0時25分からそれぞれ行なわれる。

 

 

 


 

※Part3では、SUPER GTブースでのトークショー&サイン会、SUPER GTグッズの販売、開幕戦の岡山PRステージなどお伝えする。

→ 【OAM Part 1】
→ 【OAM Part 3】
→ 【OAM Part 4】
→ 【OAM Part 5】

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